第二塚原呉服店は、昭和2年(1927年)に建てられたユニークな特徴を持つ建物です。ここからから少し離れた場所には
本店があり、そのために「第二塚原」という名称になっています。
現在は閉店しましたが、堂々とした建物を通りから眺めることができ、昭和の懐かしい雰囲気のある建物をみることができます。
正面には「だいにつかはら」・上部には「Department Store」「第二営業所」「呉服百貨店」と表示されています。
東側側面には「第二チェーンストア塚原呉服店」「株式会社」、西側側面には「新柄なら塚原へ」という看板彫刻が施されています。
昭和初期に流行した洋風建築を取り入れつつも、日本風の情報を主張する建築となっている様子をぜひご覧ください。
塚原呉服店が営業していた当時に、顧客に送られた絵葉書も残されています。
塚原呉服店から送られた絵葉書 表裏。消印から、明治36年(1903年)- 昭和14年(1939年)の間に送られたものと思われる。呉服店らしいデザイン。(宛名と文面はプライバシー保護のためにぼかし)